新年明けましておめでとうございます
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
昨年2022年は、2月のヴァレンタインコンサートからスタートの予定が、4月に延期となり、次月の5月に
リサイタルを控えていましたので、心身ともに調整の難しい、そんな一年の始まりでした。
5月のリサイタルは、お陰様でハードスケジュールだったものの、ピアノ服部容子さんと、バリトンで同
級生の宮本益光くんとの共演を楽しみながら、モーツァルトとロッシーニの世界を繰り出すことができま
した。
その余韻を浸る間もなく、今度は夏にあるマエストロ佐渡裕氏の「ラ・ボエーム」の合唱稽古が始まりま
した。
ボエームの稽古・本番は、かなりの長丁場ではありましたが、貴重で楽しいものになりました。歌い手仲
間との久しぶりの再会は、感染症対策で会話は少なめでしたが、嬉しいものでした。
また、その間に受けていたオーディションで、モーツァルトのレクイエム、アルトソロが決まりまして、
11月に務める事ができました。
メゾソプラノに転向して、初めての宗教曲のソリスト。これは私にとって、大きな糧となりました。
2023年は、伊丹市民オペラ「蝶々夫人」のケイト役がスタートです。
すでに、昨年の冬から稽古が始まっております。(1月29日東リいたみホール大ホールにて)
ケイト役は私自身、三度目の経験です。毎回演出家が違うこともあり、全く違うケイトに仕上がっていき
ます。
また今年2023年も5月21日には、リサイタルの開催を予定しております。
日々、学ぶ姿勢を保ちつつ、好奇心を忘れず、皆様に喜んでいただけるステージを作っていけるよう、精
進してまいりますので、今後とも応援の程よろしくお願い申し上げます。
また、ことりとこ音楽教室の声楽を指導する立場として、生徒さんも少しずつ増えていっており、身の引
き締まる思いです。出来るだけ堅苦しくなく、楽しみながら歌っていってもらえるようなサポート、指導
を心がけています。
さらに、歌の技術はもちろん、豊かな感性や表現方法を育んでいってもらえるよう、今年も指導者として
張り切ってまいります!ぜひ、ご一緒に歌いませんか?そんな気持ちです。お問い合わせもお待ちしてお
ります。
令和5年 卯年
メゾソプラノ 高谷みのり